FC2ブログ

タイトル画像

カタログから読み解く「FT-2000D」と「FT-950」

2013.10.16(11:40) 13

今更なんですが。

生産終了が決まって最終製品が供給され始めた「FT-2000」シリーズ。
特にDタイプの200W機は手に入りやすい最後のモデルと言えます。

私は、縁あって(無謀ともいう)中古ですが入手が決まりました。


今自分が所有してる「FT-950」と何処まで差別化されてるかをカタログから読み解こうと思います。


受信部
●共通なのはトリプルコンバージョン構成であること。(メインVFO)
●ルーフィングフィルタも共通
●RFアンプも同じ2SC3356

ブロックダイアグラムからはっきり分かる違い
●VRFの有無
●BPFの構成
●同一バンドの同時受信

微妙にBPFが違ってます。
FT950では8分割、2000では12分割ですね。コレが聴感上何処まで違うか?
FT-2000で魅力はサブ受信機能とVRFです。

このVRFは可変型RFプリセレクターとでも言うべきでしょうね。
BPFの前に入れてますから、ここで目的外の信号を減衰させるんですね。

サブ受信部は完全独立IF回路です。
しかもダブルコンバージョンですね。ふーんなるほど。

●ローカル回路も違う

今やDDSは当たり前ですが(^^ゞ
FT-950ではVCOを1/4分周するPLL回路ですが、FT-2000では分周してませんね~。
この違いは感じられるのか?

●当然違うIF DSPチップ

メーカーは同じでも違うようで。
TI社 TMS320C6713とTMS320C6720に違いは?
ですが製品のリリース年はFT-950が後発ですからね~ここは950が有利?

●DSPのデジタルノイズリダクション

似たようなチップなら処理も同じか?
FT-950はいちいちメニューから呼び出してセレクトダイアルを回します。
FT-2000では専用のスイッチ&ダイヤルなので使い勝手の面でイイと思うのですが。

他のノッチやシフト、ワイズ、CONTOURもFT-2000は独立ダイヤルなので使い勝手も考えても良さそうに思います。

●持っていて良かったμチューニングキット

FTDX9000には3基標準のキットです。
このキットはオプション扱いです。私は80/40用を買いました。

いや~ここまでだけで結構あるものですね。
他にFT-2000にのみある機能は・・。
●トラッキング機能
●SLOPED AGC機能
●端子として低出力トランスバーター

外観としてはデジタル表示パネルとダイヤルの950に対し、2000はアナログメーターがあるところ。
この差は結構大きいですね。

昔のアナログ感覚を残したあたりは高級感を考えてるような気がします。

●200W機の特徴
200W機には専用の外部電源が付属します。
ファイナル部も当然違いますが、驚くべきはClass-A動作のアンプを入れてることですね。
通常はAB級で発熱を考慮しますが、75Wにする事でA級動作を連続オペレートできます。

A級動作の利点は低歪みです。質の良い電波が得られるのは良いことです。
通常は75Wで、パワーが欲しいときはMAX200Wか~。

未だ続きます。




他の機能は同じなようです。
ただ、それをメニュー化して一つのダイヤルに多くの機能を持たせたのが、950の特徴なんですね。

こうしてみると、実際のオペレートでは2000に分があると思われます。
ツマミの多さがイヤでデュアル受信が要らないなら950も選択しに入りそうですが。

FTDX1200とFT950・・950も生産終了の時期が来たのかもしれません。

あ、忘れてました。
どちらもアンテナチューナーが内蔵されてますが、方式が違うようです。

950はリレーとLCの切り換え式、FT-2000では写真を見る限り、バリコンを使いステッピングモーターです。
950のチューナー動作音はちょっとうるさかったので。

アンテナ端子もFT-950が2系統なのに対して、FT-2000はプラス受信専用もあります。

オプションは結構共通なんですよね。
950の為に買った物が、2000用として生きます。
外部スピーカーやDMU2000、μチューニングキット。USBインターフェイスもケーブルを買い換えるだけです。

2000になくて950にあるのは・・・。
FC-40が使えるところか!
もうひとつ見つけましたね~。「周波数切り替えステップ」
950の方が1/5/10Hzと3段階です。2000は1/10Hzの2段階だ。

さ、定格欄を眺めて最後です。

何々・・・2000Dは17.5kg!げ、重そう・・950の約倍じゃん(^^ゞ

ん!感度が違う!
特にAMの0.5~1.8Mhzだ!
950の中波帯はポケットラジオ以下と酷評されるのですが。
それもそのはず、プリアンプが強制カットされるからです。

IPOオンで28㎶以下!は確かにね。
一方のFT-2000はプリアンプ2オンで・・6㎶です。この差は大きいな~。

サイズは2000が横に5cm縦に2cm奥行きで3.5cm大きくなります。
まぁ、今の950のスペースに入れるのが妥当のようですね。

後は、実機で動作させながらレビューしたいと思います。


しかしだな・・この2台でFTDX5000が買えたような気がするのだが(爆

関連記事

JP7GRU's Log & Photo


<<30年前との違いを思う・・ | ホームへ | 台風!>>
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://jp7gru.blog.fc2.com/tb.php/13-b70185f7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)